ふと、失った青春を想い、ヴィジョンに耽る。

すごく悲しくなってきた。

上手く表せない感情が渦巻いて、ねえ。

青春の遺骨を掻き集めても、僕らあの頃にはなれないし、ねえ。

どうすればよいのかしら。

ふと、思う。

思うだけだけれど、アカシックレコードにこの身を乗っ取られ早幾年。

涙目ながらも、ここに日々記す。

生きた証でも、鬱の掃き溜めでもない。

無意味な物である。